NHK朝ドラ「なつぞら」が佳境に入ってきた。
なつが東京のアニメーション会社に就職し、一人前のアニメーターとして成長していく様が描かれていて、時には争い、時には同調して、アニメーションとはこんなふうに多くの人が関わり、切磋琢磨して作られていくんだという事が解り、興味深く感じていた。
そんな折も折、京都のアニメーション放火事件が起きた。
この事件の悲惨さは20代、30代のこれからのアニメーション、いや日本を背負って立つ前途有為な若者が犠牲になった事だ。
なつぞらで言えば、なつはもちろんの事、仲さんや麻子さん、下山さん、一久さんなどが一瞬にして犠牲になったという事だ。
犯人は41歳のおそらく精神異常者によるもので、ただただ悲惨で惨たらしい事件だ。
最近、川崎の事件といい、この手の事件が多い。
被害者のご冥福を衷心よりお祈りしたく思う。
ドイツなどが取り入れているような精神異常者に対する法整備が急務と思われ、むざむざと奪われた若い命の犠牲を無駄にしないようにすべきと思っている。