当グループでは、隔月毎に院内の行事や、スタッフの誕生日などを紹介する「らいおんニュース」という院内新聞を発行しています。
先月からは“My favorite song”というコーナーを追加しており、スタッフのお気に入りの一曲を紹介するというものです。
次回は、私のMy favorite songを紹介する事になり、下記の内容を掲載します。
My favorite song「恋するフォーチュンクッキーと365日の紙飛行機」
My favorite songと言われても、この年になるといっぱいありすぎて、1曲に絞れない。
最近気になる曲と言われれば、この曲をあげたい。
かねがね秋元康は天才だと思っていたが、恋するフォーチュンクッキーでは女子の気持ちを実にうまく表現している。
「恋するフォーチュンクッキー」
あなたのことが好きなのに
私にまるで興味ない
何度目かの失恋の準備
Yeah! Yeah! Yeah!
まわりを見れば大勢の
可愛いコたちがいるんだもん
地味な花は気づいてくれない
Yeah! Yeah! Yeah!
泰晴会でも賞与を査定する時は、一応全員参加の評価体系をとっている。
女子はとにかく“エコヒイキ”という事に敏感である。
“理事長のメンコちゃんやん”“院長や○○先生のお気に入り”などなど、何度聞いた事やら・・・・。
AKBの総選挙は、ふくれあがった組織をファンやメンバーが納得出来るように、次の曲のヒロインを選ぶ合理的手段で、よく考え出したものだと思った。
最初AKBなどは、韓国の洗練された技術と美貌の少女時代と較べると、“学芸会やってるんじゃないよ”という目で見ていたが、秋元康の巧妙な女子のあやつり方、運営法には歯科医院もにも通じるものがあると思って、注目し始めた。
例えば“恋するフォーチュンクッキー”の指原などは、美貌的も平凡で、一見魅力がないように思えたが、秋元は最大限に女の子の魅力を引き出す名人で、恋するフォーチュンクッキーやハロウィンナイトは、その年の代表的なヒット曲になっている。
“あさが来た”の主題歌は、幕末から明治にかけて、大阪を中心として活躍し、やがて日本女子大や大同生命の創始者になった広岡浅子をモデルにした、NHKの看板番組、いわゆるアサドラである。
“あさが来た”の曲を歌っているのは、NMB48の山本彩である。
山本彩はNMBでは“サヤネエ”とか言われて中心人物だが、AKBの中に入ると、今一つパンチが足りないというところではないだろうか。
名プロデューサーである秋元康は、大抜擢して山本彩を採用した。
きっと山本彩を次世代のAKBのリーダーになれる人材と確信しているような気がする。
湯本出勤の場合は、朝この番組を観て“よしやるぞ”と出勤し、山北の場合は、PM11:00からの再放送を必ず観るようにしている。
主人公の亭主役の玉木宏や、近藤正臣、宮崎あおいなど、脇役をがっちりと固めた秀逸したドラマで、皆にも観てもらいたい。
因みに、歌詞は次の通りである。
あさが来た主題歌「365日の紙飛行機」
朝の空を見上げて
今日という一日が
笑顔でいられるように
そっとお願いした
時には雨も降って
涙もあふれるけど
思い通りにならない日は
明日がんばろう
ずっと見てる夢は
私がもうひとりいて
やりたいこと好きなように
自由にできる夢
人生は紙飛行機
願い乗せて 飛んでゆこう
風の中を力の限り
さあ心のままに
365日
飛んでゆけ 飛んでみよう
飛んでゆけ 飛んでみよう
紙飛行機は力んで飛ばしても飛ばないし、思いもよらない時に快心の“飛び”が実現されるもので、それを人生や夢に例えている。
さすが秋元康史であると思う。
4年前の大震災の時にも何だかんだと日本人、なかでも東北の人が好んで歌った曲は坂本九の“上を向いて歩こう”だった。
この曲は敗戦の痛手を忘れ、日本が高度成長期に入るころ、東北の集団就職の人達の間に爆発的にヒットした。
人は悲しい時、落ち込んだ時、またうれしい時、歌を口ずさむ。
歌には“時代”があり、“ちから”があるものだと思っている。