なるほどなぁ…

日経電子版のテレビコマーシャルで、世の中の変化を外国人や女子の社会進出をとらえたりして若い男子が「なるほどなぁ…」とつぶやくものがある。確かに社会の変化はさまざまなところに溢れている。 朝、買い物をする小田原の幹線道路沿いにセブンイレブンがあり、300m先にもセブンイレブンがあったが、あえなく片方がつぶれた。 私が毎朝そこに通うのは、そこに朝必ずいる中年女子のせいかもしれない。 とにかくマナーが完璧で、小田原一、いや日本一かもしれない。 にっこり笑って「いつもありがとうございます」と言ってくれる。 ある日いつものようにそこに行くと、レジは長蛇の列で、思わず「なるほどなぁ…」と思ってしまった。彼女の努力で隣のコンビニもつぶれ、この繁盛ぶりと思う。 東京のセミナーに行って、本を読んでいる合間に、ふと周りを見渡すと皆いっせいにスマホをいじっている。 そういえば、書店が次々つぶれている。 「なるほどなぁ…」 ネットフリックスを従業員に勧められて見始める。 これで一カ月800円とは… ビデオ屋はガラガラになるはずだ。 「なるほどなぁ…」 世の中どんどん変化していく。歯医者の世界にはインビザライン(マウスピース矯正)やCTや、型を取らずにCADCAMで技工所にデータを送る技術など出てきている。 皆に「なるほどなぁ…」と思われないように頑張らねばならないと思う。