雨ニモマケズ、風ニモマケズ

57年ぶりに開催された東京オリ、パラ大会が幕を閉じた。 コロナ禍の未曽有の危機に直面する中、無事に開催できた意義は大きい。 中でも私が感動したのは、競泳女子の背泳ぎで銀メダルを獲得した14才の山田美幸選手で両方の腕がなく両脚の長さも違う。 日本のパラ史上、最年少のメダリストとなった。 競技後に見せてくれた満面の笑顔を見て涙を流さずにはいられなかった。 どんなにつらい思いをして、努力と工夫で障害を乗り越えてきたのか、そして傍観している我々に出来る事はないのか。 世界の人口の15%にあたる12億人が障害を持っていると認定されるようだ。 雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ 慾ハナク 決シテイカラズ イツモシズカニワラッテイル   略  日照リノトキハ涙ヲナガシ 寒サノ夏ハオロオロアルキ 皆ニデクノボートヨバレ 誉メラレモセズ苦ニモサレズ ソウイウ者ニ私ハナリタイ 思わず宮沢賢治の詩の一説を思い浮かべた。 3年後のパリの時も、彼女はきっと登場してくれるだろう。 その時は間近な場所で声援を送りたいと思った。