還暦に思う

3月29日、小生の還暦のお祝いを、手広医院の3周年記念とともに、大勢のスタッフのもとで、大船の焼肉屋でしてもらった。
30になった時、40になった時、50になった時、それぞれの感慨を持ったが、誕生日1日前の3月28日に、これで50代ともお別れと思うと、感無量のものがあった。
60代というと熟年というより老年に近く、オジサンというよりオジイサンに近く、昔は自分とは関係なく嫌悪するようなもので、永遠に自分には回ってこないのかもしれないと思っていた。
年賀状で、ごく親しい友人が、赤い帽子と半纏を着て、家族に囲まれてにんまり笑っているのを見て、びっくりしたというより、滑稽な感じすらした。
加山雄三は確か75才、石原慎太郎は80も越えている。
もう昔の60と今の60は違うのである。
ともあれ、大勢のスタッフ、友人がお祝いにかけつけてくれ、そして全従業員の心のこもったアルバムを贈呈され、これからも“頑張ります”“天国に行ってしまった大勢の友人、家族のためにも励もう”と新たなる“老年”の一歩を踏み出した1日だった。