歯科医師国家試験の多浪生を憂う

3月16日、本年度の歯科医師国家試験合格者の発表があった。
受験者数は3211名で、2107名が合格。合格率は65.6%であった。
浪人生は700名程落ちていて、1000人位が国試浪人と言われている。
一方において、新卒の就職倍率は20倍とも言われ、初任給を60万円出すという歯科医院もある程である。
歯科医師過剰時代と言われて久しく、合格率を絞ることも解らなくもないが、何で医師(合格率92.1%)とこれほど差をつけるのか理解に苦しむ。
歯科医師国家試験を見てみると、このような問題を解く能力が果たして現場で必要な歯科医師としての能力と一致しているのか、甚だ疑問である。
4回も5回も落ち、歯医者の現場から離れて、どうやって精神の安定をはかっているのか心配である。
そこで提案がある。4月から8月くらいまでの間、1ヶ月2回ほど、当グループの見学及びアルバイトをしてもらい、現場の雰囲気、今の歯科医療がどの程度進んでいるのか味わってもらい、別な形で「なんとしても歯医者になりたい」と思ってもらいたい。
4月から8月の間、1ヶ月2、3回、3~4時間の勤務で時給は応相談。
希望する方は、らいおん歯科事務局までお問い合わせください。
(HPの採用情報をご覧ください。問い合わせフォームあり。)