ポーランドの原動力

連日、ウクライナ戦争の事がマスコミを賑わしている。
人口3800万人の国ポーランドは、
400万人近いウクライナ人が逃れてきても頑張って対応している。

第一次世界大戦の最中、ロシア革命が起き、15万人から20万人ものポーランド人が
シベリアに追いやられていた。
飢えや病に苦しむその孤児たちだけでも救おうと、1919年に救護団体が結成されたが、
米国や中国は断り、日本だけが快諾した。
1000人近い孤児を受け入れ、福田会と大阪の病院に運び、病気を回復させ、
母国に帰らせていた。

ポーランドではその事が教科書に載り、その思いを忘れない人々が日本に感謝をし続けている。
NHKの番組で今でも感謝しているポーランドの人たちを見て、日本人として本当に嬉しかった。
今回のポーランドの頑張りは、その教科書で教育を受けた人々から語り告げられたのではないかと
ひそかに思っている。
ポーランド頑張れ、ウクライナ頑張れと念じている。