カムログコングレス イン ルツェルン・・・危うしJAPAN

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5月のゴールデンウィークを利用して、当院四之宮医院勤務のDr.小橋と友人らとで、スイスの古都ルツェルンに、カムログインプラントの国際学会に行ってきた。
スイスと言ってもルツェルンは、ドイツ側にあり、公用語もドイツ語で、ドイツにいるような錯覚をおぼえたが…
何しろ街を闊歩しているのは、中国、インド、ロシアの順で旅行中、この学会関係者以外の日本人に出会ったのは、大阪から来ていたおばちゃん3人組だけだった。
中国人、インド人、ロシア人は何人と出逢ったのだろう。おそらく何千人、何万人の単位だったのではないか。
ローレックスやブルガリの店に群がる彼らを見て、ただただ圧倒された。
バブル時に、ヨーロッパに過去でかけた時は、それこそ中国人、インド人はまばらで、嫌になる程日本人に出逢ったものだ。
過去スペインに行った時も、昼はシエスタと称して休み、夜は夜で、乱痴気騒ぎをしているのを見て、こんな国に日本が負けるわけがないと思っていたが、思った通り、スペインは今、失業者であふれている。
日本のお家芸のSONY、PANASONIC、SHARPなどの電気メーカーが沈み、円高と株安の中、暗やみの中でもがいている日本人を大震災が襲い、暗中模索の状態となっている。
消費税を年毎にこきざみに上げれば、駆け込み需要がおこり、景気が現在よりはよくなるのではないだろうか。
いずれにしろ、国民全体が知恵をしぼって難局にあたらなければならないと、スイスのアイガー、メンヒなどの山々を見ながら思った。