カムカムエヴリバディとジャニーさん

NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」を見ている。
毎日毎日涙をおさえきれないシーンの連続で、歳をとったせいかと思い、朝ドラ熱心な視聴者の手広医院の受付Kさんに電話をすると、Kさんも毎日泣いていると言うので、自分だけではなかったと思い、ほっとする。
日本にまだ充分にテレビが普及していないラジオ中心の頃、カムカムエヴリバディの考案者の平川さんのやさしい英会話の声が、我々世代には耳の奥底に残っている。

上白石萌音が演じる主人公は、やがてアメリカに行くという設定なので、
ジャニーズファンのKさんに、我が祖母ハナが渡米していた頃と同じ年代だと話したら、「それじゃ、ジャニーさんと同じころリトル・トーキョーにいたんですね。」との事で、
祖母ハナが日本に帰国した昭和42年頃、やたらとジャニーさんとかエンタメとか言っていた事を思い出した。
「祖母ハナのいうジャニーさんと、ジャニーズのジャニーさんは同一人物かもしれない。」と言うと、Kさんは、「リトル・トーキョーはそんなに広くないのでその可能性が強いです。」と。
帰国してからやたらとジャニーさんと会っていたことは覚えていたので驚いた。

そういえば、祖母ハナは、アメリカのエンタメはきびしく、歌って踊って芝居ができないと一流になれないと、常日頃から力説していた。
ひょっとしたらあのジャニーさんは、ジャニーズ事務所会長だったのかもしれない。

カムカムエヴリバディは上白石萌音の名演技で、これからどのような展開になるか、そしてアメリカでどのような展開になるか、ひょっとしたら、祖母と似たような人間が現れるのか今から楽しみにしている。