スーパーボウル

気づけば2月も終わり、あっという間に3月に突入した。

ブログをご覧の皆さんは、2月の第一日曜日に開催される大きなイベントをご存知だろうか。

 

そのイベントはテレビで生中継され、視聴率は40%を超える。

さらには視聴者数歴代TOP10を全てこのイベントが独占するという

モンスターイベントだ。

 

“スーパーボウル”である。

 

とはいっても、縁日で見かける色とりどりのゴムのボールのことではない。

アメリカで行われるアメリカンフットボールの試合である。

日本では、まだ馴染みがないがアメリカでは年に一度の超ビックイベントなのだ。

 

意外かもしれないが、アメリカで人気No.1スポーツは野球でも、バスケットボールでもなくアメリカンフットボールなのだという。

アメリカ国民の二人に一人はこの試合をリアルタイムで観戦しているというから驚きだ。

 

なぜ、スポーツの試合がここまで人気なのだろうか。

人気No.1スポーツとはいえどアメフトに興味のない者もいるだろうに。

 

人気の理由は、No.1スポーツの試合というだけではない。

前半戦と後半戦との間に行われる“ハーフタイムショー”だ。

 

アメフトに興味がない人も、ハーフタイムショーの映像だけは見覚えがあるのではないだろうか。

過去には、マイケルジャクソン、ポールマッカートニー、マドンナなどが出演した。

(ジャネットジャクソンが出演した際は、ちょっとした放送事故も起こったが)

 

視聴率に伸び悩んだ製作者は、ハーフタイムに有名アーティストのLIVEを取り入れることにより、アーティスト目当ての視聴者の獲得に成功したのだ。

 

私もそのうちの一人であり、試合よりもハーフタイムショーを楽しみにしている。

記念すべき50回目の今年は、コールドプレイ、歌姫ビヨンセ、そして多彩な才能を持つブルーノ・マーズが出演した。

ベルサーチのブラックレザーの衣装に身を包んだブルーノと、ビヨンセの掛け合いは鳥肌ものだった。

カメラワークも良く、マークロンソンのDJも最高だった。

これぞまさしく“Ice Cool”だ。

(歌詞にでてくるフレーズで、超Cool⇒超かっこいいということ)

 

何度このシーンを見返したかわからないほどに、かっこいいのだ。

 

こんなものが、放送されようものなら見ないわけにはいかないし、生で見ることができたらどれだけハイテンションになるか、想像しただけでにやけてしまう。

 

一度でいいから生で観戦してみたいものだがチケットがかなり入手困難らしい。

価格は数十万からマンションが買えるくらい高値がつくものまであるという。

 

いつかこの“スーパーボウル”をスタジアムで観戦したいものである。

どんな席でも構わない。あの熱気を私も一緒に体験したいのだ。

 

本物のエンタテイメントやアートに触れることは、人生を豊かにし、生きることへの活力にもつながるだろう。これからも多くのエンタテインメントやアートに触れて、心を震わせたいものだ。