私の息抜き(非日常の隠れ家にて)

ブログの執筆を依頼されて、条件に叶う事って「???」でした。

そこで思いついたのが、私の非日常の時間と空間を過ごす癒しのひと時を・・・でした。

皆さん、息抜きの仕方を色々とお持ちでしょう。私もいくつか内緒の息抜きがあります。
これは他人に堂々とお話出来る一つです。

日頃ストレスいっぱいのお仕事をしていると、そこから全く離れた別世界に癒しを求めたくなりませんか?私は普段車で移動する事が殆どなので、アルコールを口に出来ません。好きではありますが、さほど強くはありません。そんな私に大好きな息抜きの癒しの場所があります。

場所は秘密ですが、伊豆の山あいの一軒宿で、私の隠れ家として、年に数回お世話になっています。
1日限定4組、メゾネット型式の広いお部屋、貸切の大きな露天の檜風呂。お部屋のテラスにも、大きな陶器の露天風呂があり、宿の周囲には緑以外何もなくて、夜灯りはそこだけで、あたりは漆黒の闇となり、殆ど音も聞こえてきません。

そんな場所にお昼過ぎにチェックインして、ゆっくりお風呂(もちろん温泉)に浸かり、疲れを癒してからお部屋のテラスのお風呂に再び浸かりながら、読書三昧。夕食は3時間近くをかけた京懐石を食べながら、好きな日本酒を・・・。ここだけ時の流れが遅く感じられます。

この日本酒、定額(ワンコインでどれだけでも)で好きなタイプの全国の銘酒を料理に合わせて、ソムリエの支配人がチョイスして、茶碗酒で好きなだけ飲ませてくれます。ワインやカクテル、焼酎などを甘口辛口の好みに合わせて、運んで頂けます。

1人で行ってもいいタイミングで飲み物を手にして出て来て、話し相手になって下さり、お酒のウンチクを色々話されながら・・・。

時として、悪戯心を出して好みと正反対の物を出して来て、こちらの舌を試してきますが、そこはご愛嬌、すぐに好みのタイプの物と変えてくれます。

そうこうしているうちに、最後の締めとなり、食べきれない懐石料理とたっぷりの日本酒に名残を惜しみながらへべれけになってお部屋に戻ると、時をみはからって食後のお茶(コーヒー、紅茶、緑茶など好みを伝えておきます)と、デザートが運ばれてきて、その宵は御開きとなります。それを楽しみながら、また読書で夜更かしをしてグッスリと快眠。

翌朝、朝風呂を堪能しながら少しづつですが10品を越すおかずの朝食をいただきます。日頃簡単な朝食しか摂らない私にとって、ハードかと思いきや、完食できてしまうのです。京懐石の凄さでしょうか?前の晩にあんなに(茶碗で10杯ぐらい)飲んだのに、二日酔いの気配もありません。お部屋に戻り、もう一回温泉に浸かって、旅館を後にします。

帰り道は、伊豆の名所を車でチョッとドライブして。先日は「浄蓮の滝」へ行って、マイナスイオンを浴びに歩いてきました。その前は「ループ橋」、その前は「天城トンネル」と、これが私のストレス解消法の一つです。

皆さんにお教えしたいのですが、リピーターが多く、私もなかなか予約が取れないので内緒です。それでも、つい先日今年3回目を楽しんで来ました。お値段もビックリするほど高くもなく・・・。こんな息抜きが出来るなら、日頃が頑張れます。

みなさんの息抜きは何でしょうか?