らいおん歯科にお世話になって丸二年が経ちました。
まだ新人の部類なのでしょうが、最年長の原田君が今回のブログを担当します。
さて、昔から男の遊びは「飲む、打つ、買う」と相場が決まっておりますが、最近これに少し変化が出たようで…。
「酒を飲む」ではなく、「サプリを飲む」。
医学的に意味があるのかないのか不明なのですが、やたらサプリは流行っております。
コマーシャルの多さもすごいのですが、周りの人々はほとんど使っております。
「ばくちを打つ」ではなく、「球を打つ」。
テニスにせよ、ゴルフにせよ、ゲートボールにせよ、健康志向と言うか、暇つぶしと言うか、球で遊んでいる人が多い様で…。
「女を買う」ではなく、「ペットを飼う」だそうで、そういえばやたら最近動物病院が増えた気もします。
子供がいなかったり子供に去られたりで、ペットが夫婦のかすがいなどという事もあるようで…。
こういった風潮を作ったのもリードしているのも、我等団魂の世代でありまして、数は正義なのであります。
この世代が一斉に定年退職を迎え、あっという間に囲いは暇な老人(?)ばかり…。
大きなマーケットとなっている訳でありまして…。
寄席なんぞ昔はガラガラで定席の寄席だってほぼボランティアで席亭がやっている様なもので、落語家などという商売、とても厳しいものだったのでしょうが最近は違います。
暇なこの世代の人々がどの寄席も満杯にしております。
一昔前では考えられなかった事ですが、独演会などというチケットが即完売などという事もある様で…。
実は私めも、笑風亭風笑という芸名で落語なんぞやらせてもらっているのですが…。
大相撲もそうですね。
若貴ブームが去った後、両国国技館ですらガラガラで…。
入場料1,600円さえ払えばどこのマス席でも観戦自由。
後ろの席では兄さん達が取組を見ながら賭けをやっているような始末で…。
最近は全く違います。
連日満員御礼これも暇な老人のなせるわざですかねぇ…。
美術館、図書館、公民館の催し物…ビジネスチャンスはまだまだ広がりそうです。
我々歯科医師も指をくわえて見ているだけでは駄目で、何らかのアプローチが必要なのでしょうね…。
だって食べる事って老人の基本的な最後まで残る欲望ではないですか。
直接タッチできるのは我々ですぞ…。
我々団魂の世代は1年間およそ300万人強。
平成28年誕生した赤ん坊は98万人だそうです。
300万人―98万人=……。
人々は激減するのでしょうね。まぁここ2~30年は大丈夫。
ビックマーケットですぞ…。
その後は知らないっと…。
だってこの世にいるかどうかわかりませんので。