熱海土石流災害から1年

多くの人が犠牲になった熱海の土石流災害から1年が経った。

ちょうど1年前の7月3日、私は山北医院で働いていた。
土砂降りの雨で水漏れを起こし、午後から休診とならざるを得なかった。

空いた時間をどうしようか、そうだ美味しい寿司でも食べに伊東にでも行くかと、
午後3時頃からとことこと海沿いの道を走り、伊東の寿司屋へと出かけていった。
美味しい寿司をたっぷりと食べ、急がない時の得意のコース、
伊豆山まわりで箱根まで帰ってきた。

翌日、お昼のニュースを見ていると、昨夜通過したばかりの伊豆山に
信じられないほどの土石流が流れる光景が映し出されていた。
半日ずれていたらおそらく海に押し出されていただろう。
久々に悪運を感じた。

小田原から熱海までの海岸沿いは、危なそうな場所が多数ある。
そして、死者27名、行方不明者1名の犠牲者がでた
この事故の遺族の怒りは増してきている。
行政の早急な対応を望んでいる。