ペンス・ルール

財務省がセクハラで揺れている。
財務省次官といえば全公務員のトップで、それがあのざまでは日本の恥としか言いようがない。
セクハラは今に始まった事ではないが、充分に注意をしなければならない事だと思う。
20年程前、院内で盗難事件が頻発した時があり、その被害者の女子Aさん(Aさんはもちろん犯人ではない)と内部犯行の疑いがあったので、院外で食事をしながら色々状況を取材し、警察に届けるかどうか判断した時があった。
その次の日、数名の従業員からAさんと2名で食事をしていた事を、意味深な笑いをしながら指摘された。たまたま食事をしに行った時に見かけたとかで、その数週間後にはAさんと私が恋仲であるかのような噂をたてられた。
それ以来、女子と二人きりで食事をする事はいかなる理由があってもしていない。携帯電話も女子従業員は一切登録していない。いつ何時見られて何を邪推されるかしれないからだ。
アメリカのペンス副大統領は「ペンス・ルール」というものがあって、奥さん以外のいかなる女性とも2人で会ったり、食事をしないようにしているとの事で、皆これを「ペンス・ルール」と言っているそうだ。
最近の国会を見ていると、政治家をかばっているのかもしれないが、こんな人が上司だったらさぞかし嫌だなと思う人が多い。
そして例外なく東大法学部卒だ。
東大法学部卒で固めるよりも民間と同じように私学の人間をどんどんと登用すべき時期が来ているのではないかと痛感している。